乾燥機の処理 INDUSTRIAL WASTE

乾燥機の処理

2026.01.27

《乾燥機》とは

乾燥機は、熱、風、減圧などの物理的作用を用いて、対象物に含まれる水分や溶剤を蒸発・除去する機械装置の総称です。食品、化学、薬品工場での製品製造ラインや、クリーニング業、下水処理場(汚泥乾燥)など、幅広い産業分野で稼働しています。

構造は、乾燥室(チャンバー)、熱源(電気ヒーター、ガスバーナー、蒸気)、送風機、制御盤で構成されます。廃棄物処理の視点では、鉄やステンレスなどの「金属」に加え、筐体内の「断熱材(グラスウール等)」、除湿型の場合は「冷媒フロン」を含む、複合的な管理が必要な産業機械設備です。

《乾燥機》の処理方法

「産業廃棄物」として処理します。素材ごとに「金属くず」「廃プラスチック類」「ガラスくず(断熱材)」などの混合廃棄物として、許可業者へ委託しマニフェストを交付します。特に「除湿型(ヒートポンプ式)」はフロン排出抑制法に基づくフロン回収、「ガス・灯油式」は燃料の抜き取りが事前に必須です。

具体的な品目

廃棄物処理の現場で「乾燥機」として扱われる製品は、用途により大きく3つのカテゴリーに分類されます。

1.産業プロセス用乾燥機:工場の製造ラインに組み込まれる「箱型棚式乾燥機」「流動層乾燥機」や、廃棄物減容のための「汚泥乾燥機」など。大型の鉄・ステンレス構造物であり、現地での解体・搬出が必要なケースが多いです。

2.エアドライヤー:コンプレッサー(圧縮機)で作られた空気の水分を取り除く装置。冷凍式の場合、第一種特定製品(フロン使用機器)に該当するため、法的な回収工程が不可欠です。

3.業務用衣類乾燥機:クリーニング店や福祉施設のガス・蒸気式乾燥機。ドラム、モーター、ガス配管等で構成されます。

処理費の目安

30000円~/台

 
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