日本ダスト株式会社
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漁業系廃棄物としてのロープは、底引き網の引き綱、養殖筏(いかだ)の固定、船舶の係留などに使用される、極めて太く強靭な合成繊維製のロープです。素材はポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンなどが主流です。
一般産業用との最大の違いは、長期間の海中使用により塩分を大量に含んでいる点と、フジツボや砂、金属製の重りが複雑に絡み合っている点です。処理施設においては、塩分による焼却炉の腐食(塩化水素ガスの発生)や、強靭な繊維が破砕機の軸に巻き付く事故の原因となるため、多くの施設で「受入制限」や「高額な処理費」が設定される「適正処理困難物」の代表格です。
「廃プラスチック類」として処理します。ただし、破砕機の故障を防ぐため、搬入前の切断(1m以下等)が必須条件となることが大半です。また、塩分除去のための洗浄や、混入金属の除去を経て、管理型処分場への埋立や、サーマルリサイクル(燃料化)へ回されます。
廃棄物処理の実務において対象となるのは、高強度ロープ類(漁業活動全般から排出)です。
具体的には、巨大な船舶を繋ぎ止める「係船索(ホーサー)」、定置網やトロール網を引く「ワイヤー入りロープ」、養殖業で使用される「アンカーロープ」などが挙げられます。 特に現場で警戒されるのは、沈降性を高めるために中心に鉛(レッド)の鎖が編み込まれている「沈みロープ」です。
外見はただの繊維ロープに見えますが、内部に金属が入っているため、知らずに破砕機にかけると刃が欠ける重大事故に繋がります。そのため、切断面の目視確認などの厳格な事前選別が求められます。
50~200円/kg