日本ダスト株式会社
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溶剤は、物質を溶かす性質を持つ液体の総称です。廃棄物処理の現場では、主に石油などを原料とする「有機溶剤」を指します。塗装の希釈、機械部品の脱脂洗浄、印刷インクの溶解など、製造業のあらゆる工程で使用されます。
揮発性が高く、極めて引火しやすい性質を持つため、消防法上の「危険物(第四類)」に該当するものが大半です。そのため、保管や運搬には指定数量の管理や防爆対策が必須となります。また、トルエンやキシレンなど人体に有害な物質も多く、労働安全衛生法や有機溶剤中毒予防規則に基づいた厳格な取り扱いが求められる品目です。
産業廃棄物の「廃油」として処理します。引火点が70℃未満のものは「特別管理産業廃棄物(引火性廃油)」となり、より厳格な基準が適用されます。処理は、蒸留設備での成分分離による「再生溶剤化(リサイクル)」や、ボイラー等の補助燃料とする「サーマルリサイクル」が一般的です。
廃棄物として排出される溶剤は、単一の化学物質だけでなく、使用工程での汚れが混入した「廃液」として扱われます。
代表的なものは、塗装現場の「シンナー(薄め液)」、金属加工の脱脂に使われる「トリクロロエチレン」や「炭化水素系洗浄剤」、印刷工場の「洗浄用アルコール(IPA等)」、化学工場の反応溶媒である「アセトン」「MEK(メチルエチルケトン)」「酢酸エチル」などです。
これらは、不純物(水、スラッジ、異種溶剤)の混入が少なければ、廃棄物ではなく「有価物」として買い取れるケースがあります。逆に、ハロゲン系(塩素など)が含まれていると処理コストが跳ね上がるため、成分ごとの厳密な分別がコスト削減の鍵となります。
30,000円~/1式