日本ダスト株式会社
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廃水銀とは、特定の施設から排出される高濃度の水銀含有廃棄物や、使用済みの金属水銀そのものを指します。廃棄物処理法では「特別管理産業廃棄物」に指定されており、通常の産廃とは明確に区別して管理する必要があります。
お客様が処理に悩まれる最大の要因は、水俣条約以降の「規制の厳格化」にあります。水銀は常温で液体の金属であり、気化しやすい特性を持つため、保管・運搬には専用の密閉容器が必要です。また、鉄よりもはるかに重いため(比重約13.5)、容器の耐荷重にも配慮が求められます。 しかし、決して「処理できないもの」ではありません。適切な梱包と許可を持つ業者を選定することで、法令を遵守した安全なリサイクル・処分が可能な品目です。
専用の焙焼炉で加熱・気化させ、再度冷却して高純度の水銀を回収(精製)し、試薬などの資源としてリサイクルするのが基本です。再生利用が困難な場合は、硫化・固型化処理を行って化学的に安定させ、管理型最終処分場などで埋立処分を行います。
この品目は、蛍光灯などの「水銀使用製品」とは異なり、金属水銀そのものが液体として存在する機器や、試薬在庫が主な対象です。
1.計測機器類:旧式のマノメーター(U字管圧力計)、気圧計、基準温度計、血圧計など。ガラス管の中に水銀が直接入っており、移動時の破損リスクがあるため、慎重な取り扱いが必要です。
2.研究・実験試薬:学校の理科室や企業の研究所、病院などで、瓶に入ったまま保管されている金属水銀。
3.特殊設備:灯台のレンズ回転装置(水銀槽)や、古い整流器、チルトスイッチ。これらはキロ単位の大量の水銀が含まれていることがあり、抜き取り作業からの計画が必要です。
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