日本ダスト株式会社
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廃棄物処理の実務において、廃塗料(ペンキ)は「液状か、固化しているか」によって、廃棄物の品目区分(法的分類)と処理単価が劇的に変わります。
「液状(固まってないもの)」は、溶剤や樹脂が流動性を持っている状態で、主に「廃油」および「汚泥」の混合物として扱われます。特に引火点が70℃未満の溶剤系塗料は、爆発のリスクがあるため「特別管理産業廃棄物(引火性廃油)」に指定され、厳格な管理と高額な処理費が必要です。
一方、「固形(固まったもの)」は、溶剤が揮発し樹脂成分が硬化した状態で、法的には単なる「廃プラスチック類」として扱われます。こちらは危険性が低く、比較的安価に処理可能です。
「固まってないもの」は、液体のまま焼却炉へ噴霧するか、再生重油としてリサイクル(サーマルリサイクル)します。「固まったもの」は、容器から取り出して廃プラとして焼却・埋立するか、一斗缶ごと破砕して金属と可燃物に分離処理します。
この区分が適用されるのは、建設現場、塗装工場、板金塗装店などから排出される塗料製品全般です。
1.使い残しの一斗缶・ドラム缶:中身がチャプチャプ音がするなら「液状(廃油・汚泥)」、完全にカチカチなら「固形(廃プラ)」です。
2.スプレー缶:中身が残っている場合はガス抜きが必要で、液状扱いとなります。
3.塗料カス(スラッジ):塗装ブースの水槽に溜まったカスは、半固形(泥状)のため「汚泥」ですが、完全に乾燥させれば「廃プラ」として扱える場合があります。
実務上は、コスト削減のために「少量の残りなら、蓋を開けて乾燥させて(固めて)から廃プラとして出す」という手法がよく提案されます。
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