ゴムベルトの処理 INDUSTRIAL WASTE

ゴムベルトの処理

2026.01.28

ゴムベルト》とは

ゴムベルトは、鉱山、建設現場、製造工場、物流倉庫などで、動力の伝達や物品の搬送(運搬)に使用される強靭な帯状の工業用部品です。 最も一般的なのは、土砂や鉱石を運ぶ「コンベアベルト」です。

構造は、表面の「カバーゴム」と、張力に耐えるための内部の「心体(帆布やスチールコード)」で構成されています。廃棄物処理の視点では、この「内部に太い鉄のワイヤーが入っている」点が最大の特徴です。極めて頑丈に作られているため、そのままでは破砕機の刃が立たない、あるいは刃を欠けさせる原因となるため、多くの処理施設で「受入制限」や「特別料金」が設定されています。

ゴムベルト》の処理方法

主に「廃プラスチック類(合成ゴム)」と「金属くず」の混合廃棄物として処理します。長尺のままでは処理できないため、重機や専用カッターで裁断(切断)し、金属選別を行った上で、セメントキルン等の燃料としてサーマルリサイクルされるのが一般的です。

具体的な品目

廃棄物として搬入されるゴムベルトは、用途とサイズにより大きく3つに分類されます。

1.コンベアベルト:採石場やリサイクルプラントで使われる搬送用ベルト。幅が広く、長さも数十メートル〜数キロに及びます。内部にピアノ線(スチールコード)が密に入っている「スチールベルト」は、切断が非常に困難な重量物です。

2.伝動ベルト(Vベルト・平ベルト):工場機械や自動車のエンジン内部で動力を伝える小型のベルト。アラミド繊維などで強化されており、意外と強靭です。

3.ゴムクローラー(キャタピラー):重機や農機の足回り部品。これもゴムベルトの一種として扱われますが、内部に鉄の芯金(コア)が入っているため、金属スクラップとしての性質も併せ持ちます。

処理費の目安

120円~/kg

 
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