日本ダスト株式会社
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防舷材(フェンダー)は、船舶の接岸時や、船同士が接舷する際に、衝撃を吸収して船体と岸壁を守るための緩衝材です。 素材は、過酷な海洋環境に耐えうる高耐久の合成ゴムが主体ですが、強度を確保するために「内部に厚い鉄板が鋳込まれている」構造が一般的です。
廃棄物処理の視点では、この「分厚いゴムの弾力」と「隠れた硬い鉄板」の組み合わせが厄介です。そのまま破砕機に投入すると、ゴムが刃の衝撃を吸収して切れなかったり、内部の鉄板が刃を欠けさせたりするため、多くの施設で適正処理困難物として扱われる特殊な重量廃棄物です。
「廃プラスチック類(合成ゴム)」と「金属くず」の混合廃棄物です。大型のものは破砕機に入らないため、ガス溶断機や重機(ニブラ)を用いてゴムと金属を粗解体・分離します。その後、ゴム部はサーマルリサイクル(燃料化)、金属部はスクラップとなります。
廃棄物として搬入される防舷材は、その設置場所と構造により、大きく以下のタイプに分類されます。1.V型・D型防舷材:岸壁にボルトで固定される、カマボコ型や山型のゴム塊。最もポピュラーですが、底部に「底鉄板」が埋設されているタイプは、外見だけで金属の有無を判断するのが困難です。
2.セル型・コーン型:大型タンカー等が着く岸壁用。巨大な円筒形ゴム本体に、前面パネル(受衝板)が付属しており、解体には大掛かりな作業を要します。
3.空気式防舷材:海面に浮かぶ樽型のゴム製品。周囲を古タイヤとチェーンのネットで覆っている場合が多く、タイヤ、チェーン、本体ゴムの3種分別が必要です。
120円~/kg