天然ゴム手袋の処理 INDUSTRIAL WASTE

天然ゴム手袋の処理

2026.01.28

天然ゴム手袋》とは

天然ゴム手袋は、ゴムの木から採取される樹液(ラテックス)を主原料として加工された手袋です。 非常に優れた伸縮性と強度を持ち、手に柔らかくフィットするため、医療、食品加工、精密作業、清掃など、指先の感覚が重視される現場で広く使用されています。

廃棄物処理の実務において重要なのは、「天然ゴム」は法律上の「ゴムくず」に該当し、ニトリルなどの「合成ゴム(廃プラスチック類)」とは区分が異なる点です。しかし、外見が酷似しているため現場で混在しやすく、さらに使用済み品には血液、油、薬品などが付着しているケースが多いため、単なる素材ゴミではなく汚染リスクのある廃棄物として扱う必要があります。

天然ゴム手袋》の処理方法

原則として産業廃棄物の「ゴムくず」として処理します。ただし、医療行為等で血液が付着したものは「感染性廃棄物」、有害な薬品や油が大量に付着したものは性状に応じた「特別管理産業廃棄物」や混合廃棄物として、焼却施設でのサーマルリサイクルや適正処分を行います。

具体的な品目

廃棄物として排出される天然ゴム手袋には、主に以下の種類があります。

1.使い捨てラテックスグローブ:医療機関、検査室、食品工場などで大量消費される薄手の手袋。パウダー付きとパウダーフリーがあります。

2.作業用ゴム手袋:清掃や軽作業用の厚手タイプ。内側に繊維(裏毛)が貼られているものは複合素材となります。

3.電気用ゴム手袋:絶縁性が高いため、高圧電気回路の作業で使用される特殊用途品。

処理費の目安

50円/kg~

 
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