日本ダスト株式会社
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FRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)タンクは、ガラス繊維などの補強材を樹脂に混ぜ込んで成形した貯留容器です。 鉄などの金属製と比較して軽量かつ高強度であり、何より「錆びない・腐食に強い」という特性を持つため、ビルの受水槽、工場の薬品タンク、家庭用の浄化槽などに幅広く採用されています。
しかし、廃棄物処理の視点では、その「頑丈さ」と「複合素材」という特性が大きな壁となります。通常の破砕機では処理しにくく、解体・切断時にはガラス繊維を含んだ粉塵が飛散し、作業員の皮膚や呼吸器に健康被害(チクチクするかゆみ等)を及ぼすリスクがあるため、多くの施設で「適正処理困難物」に指定されています。
主に「廃プラスチック類」として処理します。嵩張るため重機や専用カッターで解体・破砕し、セメント原燃料化や焼却(サーマルリサイクル)、または管理型処分場での埋立を行います。搬入前に「内部の洗浄」と、解体時の「粉塵飛散防止措置」が必須条件となります。
廃棄物として搬入されるFRPタンクは、用途によって形状や注意点が大きく異なります。
1.パネルタンク(受水槽・高架水槽): ビルの屋上等によくある角型のタンクです。1m四方のFRPパネルをボルト接合して組み立てられています。古い製品の継ぎ目パッキン(シーリング材)にはアスベストが含まれている可能性があるため、事前の調査が必要です。
2.薬液タンク・反応槽:工場で酸やアルカリを貯蔵する円筒形のタンクです。内容物による腐食や残留液のリスクが高く、薬品のSDS(安全データシート)と洗浄証明の提示が求められます。
3.浄化槽:地中に埋設されている汚水処理槽です。内部に汚泥が残っていると産廃として受け入れられないため、専門業者による汲み取りと清掃(水洗い)が完了していることが絶対条件です。
80円/kg~