枕木の処理 INDUSTRIAL WASTE

枕木の処理

2026.01.28

枕木》とは

枕木は、鉄道の線路の下に敷き並べられ、レールを支えて車両の荷重を分散させる部材です。 近年はコンクリート製(PC枕木)や合成樹脂製が増えていますが、廃棄物処理の現場で最も問題視されるのは、古くから使われている「木製枕木」です。

木製枕木は、屋外の過酷な環境でも腐らないよう、クレオソート油などの強力な防腐剤が加圧注入されています。この薬剤が含まれているため、通常の解体木材(家屋廃材)とは区別されます。焼却時に黒煙や有害ガスが出やすく、リサイクルチップの用途も制限されるため、環境負荷の高い「管理型品目」として警戒される存在です。

枕木》の処理方法

材質により「木くず」または「がれき類(コンクリート)」となります。

重要: 防腐処理された木製枕木は、一般的なバイオマス燃料には不適です。排ガス処理設備が高度な産業廃棄物焼却炉での処分、または管理型最終処分場での埋立が原則となります。

具体的な品目

廃棄物として搬入される枕木は、その由来によって大きく2つのルートがあります。

1.鉄道工事廃材:線路のメンテナンスや廃線工事で排出されるもの。犬釘(スパイク)やベースプレートなどの「金属部品」が食い込んでいることが多く、そのまま破砕機に入れると刃を破損させるため、厳重な金属除去作業が必要です。

2.造園・エクステリア廃材:かつてのガーデニングブームで、駐車場や花壇の囲い、アプローチ階段として再利用された枕木です。これらは長年の使用で「腐敗」が進んでいたり、「土砂やシロアリ」を含んでいたりするため、燃料化などのリサイクルが非常に困難で、単純焼却(廃棄)となるケースが大半です。

処理費の目安

80円/kg~

 
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