日本ダスト株式会社
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マットレスは、ベッドフレームの上に設置して使用する寝具です。 廃棄物処理の実務において、マットレスは「最も厄介な粗大ゴミ(適正処理困難物)」の一つです。 その理由は、「巨大で嵩張るため運搬効率が悪い(空気を運んでいるようなもの)」ことと、「複合素材である」ことです。
特にスプリング入りマットレスは、強靭な「ピアノ線(金属)」と、燃えやすい「ウレタンフォーム・布(廃プラ・繊維)」が複雑に絡み合っています。これをそのまま破砕機に投入すると、バネが回転軸に絡まりつき、機械を緊急停止させたり、摩擦熱で火災を引き起こしたりするリスクがあるため、多くの施設で受入制限や特別料金が設定されています。
原則は「解体・選別」です。重機や手作業で、外側の布・ウレタン(廃プラ・繊維くず)と、内部のスプリング(金属くず)に分離します。分離できない場合は「混合廃棄物」として、二軸破砕機で粗破砕した後、磁選機で金属を回収し、残渣を焼却または埋立処分します。
廃棄物として搬入されるマットレスは、内部構造によって「処理の手間(コスト)」が天と地ほど異なります。
1.ボンネルコイル:バネ全体が連結されているタイプ。重機で引っ張れば比較的容易に布と金属が剥がれるため、リサイクルしやすい部類です。
2.ポケットコイル: バネが一つ一つ不織布の袋に包まれているタイプ。これが業界最大の「嫌われ者」です。機械で破砕しても金属に布がまとわりつき、リサイクル品質を下げるため、手作業で一つずつ袋を破る必要があり、処理費が高額になります。
3.ウレタン・樹脂製:金属を含まない低反発・高反発タイプ。破砕は容易ですが、摩擦熱による発火に警戒が必要です。
80円/kg~