日本ダスト株式会社
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溶接機は、金属材料に対し熱や圧力を加えて溶かし、部材同士を強固に接合(一体化)させるための産業用機械です。建設現場、自動車製造、造船、プラント設備など、あらゆるモノづくりの基盤を支える不可欠な設備です。
主な仕組みには、電気放電を利用する「アーク溶接」、ガス炎を使う「ガス溶接」、レーザー光を用いる「レーザー溶接」などがあります。また、工場等の電源を使用する定置型だけでなく、電源のない屋外現場向けに発電機を内蔵した「エンジン溶接機(エンジンウェルダー)」など、使用環境や用途に応じて多種多様な形状・仕様が存在します。
事業系廃棄物として排出される溶接機は「産業廃棄物」に該当します。許可を持つ収集運搬・処分業者へ委託し、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の交付が義務付けられています。エンジン式の場合は、リサイクル工程での事故防止のため、事前に燃料やエンジンオイルの抜き取り処理が必要です。
廃棄物処理法上、溶接機は単一の品目ではなく、構成素材ごとの複合的な判断が必要です。基本的には、本体の筐体、内部のコイル、ケーブル類などの「金属くず」が主体となりますが、外装パネルやスイッチ類、基盤に含まれる樹脂は「廃プラスチック類」に該当します。これらが一体となっているため、実務上は「金属くずと廃プラスチック類の混合廃棄物」として扱われるのが一般的です。
注意が必要なのは、エンジン駆動式の場合、内部の燃料や潤滑油は「廃油」、バッテリーは「汚泥(電解液)」等に分類される点です。さらに、昭和期に製造された古いアーク溶接機の一部には、コンデンサに有害なPCB(ポリ塩化ビフェニル)が使用されている可能性があり、その場合は「特別管理産業廃棄物」として厳格な基準での処理が義務付けられています。
50,000円~300,000円/台