日本ダスト株式会社
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電気工作物は、電気事業法に基づき定義される「電気を供給・使用するための設備全般」を指します。発電所、変電所、送電線から、工場・ビル・一般家庭の受電設備、配線、電気使用機器までが対象です。
保安規制の観点から、一般住宅等の「一般用電気工作物」と、工場・ビル・メガソーラー等の「事業用電気工作物」に大別されます。我々廃棄物処理業界において特に重要なのは後者です。事業用電気工作物の撤去・廃棄には、電気工事士による適切な切り離し作業に加え、変圧器等に含まれる絶縁油の漏洩防止や、PCB(ポリ塩化ビフェニル)汚染の確認など、電気事業法と廃棄物処理法の双方を遵守した厳格な管理が求められます。
撤去・解体後は「産業廃棄物」として処理します。金属くず、廃プラスチック類、絶縁油(廃油)等の混合物として、許可を持つ業者へ委託しマニフェストを交付します。特にトランスやコンデンサ等は、事前にPCB含有の有無を調査し、含有時は特別管理産業廃棄物としての厳重な処理が必要になります。
廃棄物処理の現場において、電気工作物として扱われる代表的な製品は、高圧受電設備である「キュービクル」およびその内部機器です。
具体的には、電圧を変換する「変圧器(トランス)」、力率改善用の「コンデンサ」、電流を制御する「開閉器(スイッチ)」や「遮断器」、それらを繋ぐ「CVケーブル」などが挙げられます。これらは鉄、銅、油、樹脂の複合製品です。
また、近年排出が増加している「太陽光パネル(太陽電池モジュール)」や「パワーコンディショナ(PCS)」も事業用電気工作物の一部です。これらは有害物質(鉛やカドミウム等)を含む場合があるため、遮断型処分場への埋め立てや、専用ラインでのリサイクルが推奨されています。
30000円~/台