日本ダスト株式会社
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建物の鉄骨にはりつけられた耐火被覆材や、機械室・ボイラー室の断熱材として使用されてきた「吹付けアスベスト」などは、わずかな衝撃や経年劣化で目に見えない微細な繊維が空気中に舞い上がる性質を持っています。
これら飛散性の高いアスベストは、吸い込むことで中皮腫や肺がんなどを発症するリスクが極めて高いため、廃棄物処理法において最も危険度が高い「特別管理産業廃棄物(廃石綿等)」に指定されています。大気汚染防止法などの厳しい規制のもと、周囲への飛散を完全に防ぐための特殊な設備や、専門資格を持つ作業員による高度な除去技術が求められます。
当社では、最高難度とされる飛散性アスベスト(レベル1・レベル2)の撤去から最終処分まで、近隣住民の皆様と現場作業員の安全を徹底的に守るクリーンな処理体制を構築しています。
工事を着手する前に、まずは専門家による建材のサンプリング採取と成分分析を行い、アスベストの種類や含有率、発じん性のレベルを正確に判定します。
飛散性の高いアスベストを扱う場合、大気汚染防止法などに基づき、作業開始の原則14日前までに都道府県や労働基準監督署へ各種届出を行う義務があります。当社では、煩雑な行政への申請手続きをサポートするとともに、周辺環境への影響をゼロにするための厳密な「ばく露防止対策・作業計画書」を策定いたします。
実際の除去現場では、アスベスト繊維を外部へ一粒たりとも逃さないための最高レベルの防備を施します。
作業エリア全体を特殊なシートで完全に密閉(隔離養生)し、高性能HEPAフィルターを搭載した「負圧除じん装置」を稼働させて、室内の空気を常にクリーンな状態に保ちながら外部へ排気します。作業員は全面マスクや防護服を着用の上、飛散防止用の薬剤(湿潤剤)を散布しながら専用機材で丁寧に除去を行います。剥がし取った廃石綿は、その場で直ちに丈夫な専用袋で二重梱包し、完全に封じ込めます。
現場で梱包された廃石綿等は、通常の産業廃棄物とは明確に区別して扱われます。「特別管理産業廃棄物収集運搬業」の許可を持つ専門車両の手配を行い、荷台からの飛散や悪臭の漏れがないよう、シートで厳重に覆って安全に搬出します。
運搬後の最終処分では、環境への負荷をなくすために1,500度以上の超高温で溶かす「溶融無害化処理」を行うか、専用の薬剤等で強固に固型化した上で、外部と完全に遮断された指定の最終処分場へ埋め立てられます。排出から最終処分完了までの全履歴は、電子マニフェスト等を通じてお客様へ確実にご報告いたします。