廃木材・ケミカルウッド(擬木・防腐処理木など) INDUSTRIAL_CATEGORY

廃木材・ケミカルウッド(擬木・防腐処理木など)

廃木材・ケミカルウッドについて

工場や建設現場、公園の改修工事などで発生する木材系の廃棄物の中には、「見た目は木そのものなのに、法律上は一般的な『木くず』として捨ててはいけない」という落とし穴となる品目が多数存在します。

代表的なものが、ウレタン樹脂などで作られた「ケミカルウッド(擬木)」です。これらは木材ではなく「廃プラスチック類」に該当します。また、鉄道の「枕木」はタール(クレオソート油)が深く染み込んでおり、公園の遊具や建材に使われる「薬剤付着木」には、防腐・防蟻のための有害な化学物質(CCAなど)が含まれていることがあります。
これらを一般的な無垢の木材と同じリサイクル施設(チップ化工場など)に持ち込んでしまうと、機械の故障や有害ガスの発生、土壌汚染を引き起こし、排出事業者様の重大なコンプライアンス違反(委託基準違反など)に直結するため、極めて慎重な判断が求められます。

当社の特殊木材・擬木(ケミカルウッド等)適正処理サービス

当社では、判別が難しい「木質系・樹脂系ハイブリッド素材」や「特殊処理された木材」の法的区分を明確にし、コンプライアンス違反のリスクをゼロにする確実な処理ルートをご提供します。

1見た目に騙されない正確な材質判定と品目分類

廃棄の第一歩は、対象物が「純粋な木くず」なのか、「廃プラスチック類(擬木)」なのか、あるいは「有害物質を含む木くず」なのかを正確に見極めることです。

当社では、事前のお打ち合わせや現地確認を通じて、対象物の材質を徹底的に調査します。例えば、公園の柵などに使われる樹脂製の擬木や、加工用のケミカルウッドであれば「廃プラスチック類」として分類。防腐剤や塗料がべったりと付着した木材であれば、成分(重金属などの有無)を確認し、誤って一般の木材チップ(燃料やボード原料)のラインに混入させないための厳格な分別計画を策定します。

2「うっかり混入」を防ぐ分別環境の構築と安全な収集運搬

擬木やケミカルウッド、薬剤付着木の回収において最も多いトラブルは、現場の作業員の方が「通常の木くず」と勘違いし、同じ廃棄ボックスにうっかり混入させてしまうことです。これがリサイクル施設での機械故障や受入拒否の大きな原因となります。

当社では、こうしたヒューマンエラーを未然に防ぐため、現場の状況に合わせた専用の分別コンテナやフレコンバックの設置をご提案しています。純粋な「木くず」と、「廃プラスチック類(擬木)」、「処理困難物(枕木・薬剤付着木)」が物理的に混ざらないよう、分かりやすい表示やルール作りをサポート。排出量や荷姿に合わせた最適な車両を手配し、異物混入のないクリーンな状態で指定の処理施設まで確実に運搬いたします。

3薬剤や樹脂成分を考慮した安全な焼却・リサイクルとマニフェスト管理

回収した擬木や特殊木材は、一般的な木くずリサイクル(破砕して堆肥や木質ボードにする等)には回せないため、それぞれの成分に応じた専門施設へと搬入されます。

ケミカルウッドなどの樹脂系(廃プラ)であれば、細かく破砕して固形燃料(RPF)化するマテリアル・サーマルリサイクルを実施。枕木や薬剤付着木のように化学物質が含まれるものは、有害な排気ガスや灰を出さないよう、徹底した排ガス処理設備を備えた高温焼却炉にて安全に熱回収(サーマルリサイクル)や無害化処理を行います。最終処分に至るまでの適正な処理工程は、マニフェストを通じてお客様へ確実にご報告いたします。

廃木材・ケミカルウッド(擬木・防腐処理木など)

 
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