日本ダスト株式会社
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漁業系廃棄物は、日々の漁労活動や水産物の加工過程で発生する多種多様なごみを指します。具体的には、劣化した漁網やロープ、発泡スチロール製の浮き(ブイ)などの廃プラスチック類をはじめ、老朽化した廃FRP船、カキ殻、魚の残渣(水産動植物さば)まで非常に多岐にわたります。
近年、海洋プラスチック汚染が深刻な地球規模の課題となる中、ごみの海洋流出や海岸への不法投棄を未然に防ぐため、適正な処理と積極的な再資源化が強く求められています。豊かな海を守り、持続可能な漁業を未来へ繋ぐためには、廃棄物処理法などの関連法令を遵守し、種類ごとに徹底して分別した上で、専門の許可業者へ委託するなどの確実な対応が不可欠です。
処理業者としての最初の重要工程は、搬入された漁業系廃棄物の厳格な受入検査です。マニフェストと現物を照合し、廃プラ、金属、動植物性残渣が正しく分別されているかを確認します。漁業系ごみ特有の塩分、砂、貝殻などの付着物や異物が混入していると、処理設備の故障やリサイクル品質の低下を招くため、人の手と機械を組み合わせて徹底的に選別・分離を行い、後工程へ安全かつスムーズに繋ぐ準備を整えます。
選別後は、多種多様な漁業系ごみの特性に合わせた中間処理を実施します。巨大で頑丈な廃漁網やロープは強力な大型破砕機で細かく切断し、かさばる発泡スチロール製の浮きなどは溶融機で熱を加えて大幅に減容化します。また、魚の残渣など水分を多く含む動植物性廃棄物に関しては、ソリューションネットワーク企業と協力していきながら、ご提案をさせていただきます。
中間処理を経た廃棄物は、当社のネットワークを活かし可能な限り再生資源として生まれ変わらせます。洗浄・破砕された廃プラは新たな原料や固形燃料(RPF)の製造へと連携していきます。どうしても再資源化できない残渣のみ、法令を遵守して提携先の処分場で安全に埋立処分を行います。適正に処理が完了した後は、速やかにマニフェスト(電子・紙)にて完了報告を行い、お客様に安心をお届けします。