日本ダスト株式会社
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産業廃棄物における「ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず」とは、事業活動に伴って生じたガラス類、コンクリート製品の製造工程などで生じたくず、陶磁器のくずなどの総称です。これらは「がれき類」と混同されやすい品目ですが、がれき類が主に工作物の新築や解体現場から排出されるものを指すのに対し、本品目は製造工場、飲食店、オフィスなど、建設工事以外の事業活動から排出される点が特徴です。具体的には、製造過程で発生する不良品のガラスや陶磁器、新築工事の端材として出る石膏ボードくず、飲食店や事業所から出る空き瓶や割れた食器、廃レンガなどがこれに含まれます。
管理や取り扱いにおいて特に注意すべき点は、作業員の怪我防止と有害物質の確認です。割れたガラスや陶磁器は鋭利で危険なため、保管や運搬の際には丈夫な容器を使用するなど、安全対策を徹底する必要があります。さらに、蛍光ランプやブラウン管ガラス、一部の耐火レンガなどには、水銀や鉛といった有害な物質が含まれている場合があります。これらは「水銀使用製品産業廃棄物」や特別管理産業廃棄物に該当するケースがあり、通常のものとは明確に区別し、運搬時に割れて飛散しないよう専用のケースを用いるなど、法律で定められた厳格な処理基準に従わなければなりません。
処分方法としては、破砕や選別施設で細かく砕き、再資源化するリサイクルが推進されています。廃ガラスは色ごとに分別してカレット(ガラス砕片)にし、新たなガラス瓶の原料や、グラスウールなどの断熱材、アスファルトに混ぜる舗装材として生まれ変わります。コンクリートくずや陶磁器くずも、粉砕処理を経て道路の路盤材やセメントの原料などに再利用されます。汚れがひどいものやリサイクルが困難な状態のものは、管理型または安定型処分場へ埋め立てられます。また、保管時や破砕の際には粉塵が発生しやすいため、散水による防塵や飛散防止シートの活用など、周辺環境へ悪影響を及ぼさないための管理が不可欠です。